社頭所感
天祖神社宮司 斎藤篤信
本当の幸福は私達のさまざまな苦しみや苦悩から生れるものではないでしょうか…。人は、幸福を得るためにその苦悩をいかに乗り越え、楽になり喜びに振り替えられるということにあるのではないでしょうか…。
私達は、日常の生活の中で健康であることや、自分の運命の中に存在する苦悩を一生懸命乗り越えて、強く明るくたくましく生きて行く時、本当の幸せを神様からいただくのだと思います。
毎日のくらしの中で恵まれていること、有難いことを一つでも二つでも見つけ出し感謝し、神様にお礼をいいながら生活する習慣をつけましょう。
神様にお願いする心ではなく、むしろ神様にお礼をいい手を合わせることが大切なのだと思います。私達がそんな心になったとき、自分の運命はどんどん良い方向に進み有難い状態になり、本当の幸福を実感することが出来るのだと思います。それが本当の人の道であり信仰心というものだと思います。
厳修裡に斎行された歳旦祭
元日朝十一時より、歳旦祭が多数のご参列のもと厳修裡に斎行されました。
式典は、禰宜、温井賢伸祭員、浦安舞 斎藤美月、石川 華の奉仕のもと進められました。
次いで直会の席上、草柳洋一総代会会長、松井清一名誉総代様のご挨拶、宮頭 桜井崇博様による祝木遣り、ご来賓として光陽産業株式会社社長 大山忠一様の乾杯のご発声で新年の門出を言寿ぎました。
今年も上蛇会(遠藤 彰会長)の有志の方々がお手伝い下さいまして式典前の迎え囃子、直会終了後の送り囃子のご奉納があり初詣で賑わう境内に、更に雰囲気を盛り上げて頂きました。
平成二十二年度分
崇敬会費ご納入のお願い
三月早々平成二十二年度分天祖神社崇敬会費のご納入のお願いに参上いたしたく存じます。
出費多端の折柄、誠に恐縮ではございますが、その節はよろしくご協力の程お願い申し上げます。今回も岡保幸様が神社事務員としてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。
大勢の子供達で
賑わった豆まき
邪気を払い福を迎える節分の豆まき行事が二月三日午後六時より行なわれました。
節分は、冬至と春分の中間で二月四日ごろにあたる立春の前日が節分です。節分に豆を打って鬼を追い払う行事は、室町時代に中国の明の習慣を取り入れたものです。
柊(ひいらぎ)などの小枝に鰯(いわし)の頭を刺して焼き、戸口にさして疫病神などの侵入を防ぐ行事なのです。
当日は、鬼が登場して豆まきが始められ参加されたお子様で大そう賑わいました。
なごやかに執り行なわれた
初 午 祭
二月八日?午前十一時より当社稲荷社の初午祭が斎主 禰宜、斎員 温井賢伸様のご奉仕で厳修裡に執り行なわれました。
当日は、晴天に恵まれ名誉総代 髙橋友一様始め崇敬者多数がご参列下さいました。
直会終了後には、西沢社中の方々による抹茶の接待がございました。
建国記念祭 厳粛に斎行
二月十一日、建国記念祭を厳粛にご奉仕いたしました。「建国を忍び、国を愛する心を養う日」として国民の祝日に定められたこの日は、戦前「紀元節」と呼ばれておりました。初代の神武天皇が橿原宮(かしわらのみや)でご即位された日であります。当日、当社では先人に対する感謝の気持と日本の国の安泰と今後ますますの氏子の皆々様のご発展をお祈り申し上げました。
宮司
祈年祭 厳粛に執り行われる
二月十七日(木)、祈年祭(としごいのまつり)が斎行されました。
今年は、宮司、禰宜の奉仕にて厳修裡に執り行われました。
今年も大神様のみ恵みをいただき、豊かな実りと万の人々の健康と生業の繁栄をお祈願申し上げました。
弁財天祭のご案内
四月十日(日)午前十一時より当社の未社である弁財天の例祭が執り行われます。
当社の弁財天は、荏原七福神の中で唯一の女神様で霊験あらたかな神様として広く崇敬されています。当日は自由参拝です。式典後は甘酒の接待がございます。お参りの方々お立寄り下さい。
平成二十三年歳旦祭奉納者ご芳名
(敬称略・順不同)
(金一封)
- 吉村紙業㈱
- 光陽産業㈱
- 平田 秀樹
- 草柳 洋一
- 栗田 恵造
- 松井 清一
- 谷川 寛
- 髙橋 友一
- 冨田淡登美
- 千葉 雅雄
- 伊勢元酒店
- 小宮 幸雄
- 岡井 徹博
- 根本 忠良
- 磯 昭夫
- 小林 政敏
- 川島 忠雄
- 上村 和雄
- 森田 元治
- 森谷 辰雄
- 佐藤 伸一
- 井渕 良子
- 栗原 功明
- 蛭間 勲
- 安西 政男
- 武藤 章
- 新井 賢治
- 金子 恒治
- 岡庭 平三
- 清水 庄司
- 石川 幸子
- 岡島 嘉子
- 高瀬 照男
- 伊藤 克彦
- 平澤 真
- 柴田よし子
- 阿部 林野
- 相川 楽繭
- 森谷 智行
- 成尾美和子
- 髙橋由美子
- 島田 一憲
- 温井 賢伸
- 太田 明
- 平澤 晴雄
- 太田 絹江
- 川島 岸
- 市原 勝祐
- 土屋富美子
- 臼田スミ子
- 望月 昭廣
- 鳥居 啓子
- 笹本三樹雄
- 幸田 與志郎
- 尾内 正行
- 川瀬 次夫
- 木下 晃一
- 本橋 武
- 屋形 百松
- 石毛 潔
- カテオン電子
- 野秋 清
- 堀端美智子
- 吉田 吉末
- 金子省太郎
- 矢羽 直公
- 鈴木 吉和
- 櫻 井 組
- 石橋 良一
- 小澤 邦彦
- 西澤 完治
- 川井 善則
- 鈴木 勝美
- 青木 雪子
- 小宮 進
- 勝見佐知子
- 勝見 修子
- 山田 孝子
- 湯浅 陽子
- 佐藤 武利
- 佐野 信勝
- 上村 幸子
- 遠藤 正
- 原 昭夫
- 林 哲嗣
- 内村 光子
(御神酒)
- SMK㈱
- 幸田 與志郎
- 古舘 秀也
- 石橋 良一
- 大 橋 屋
- 望月美津穂
- 菅野ゆり子
(御菓子)
- 斎藤 佳信
- ?根 玲子
- 昆 良子
- 斎藤 恭子
- 斎藤 朋子
- 高瀬 雅子
新年御祈願御芳名
皆様のご繁栄を心よりお祈りいたしております。
- ㈱東日本銀行戸越支店様
- 東鉄・鉄建共同企業体様
- 新日本ダイズ㈱様
- ㈱ケンモチ様
- ㈱東京電気検査協会様
雛 祭 り
三月三日は上巳の節供、桃の節ともいい、雛人形を飾って女児の成長を祈る行事です。
雅やかな宮廷の様子を模倣した雛人形は、貴族の女児が遊んだ人形に由来するともいわれ、お内裏様、お雛様と呼ばれ男女一対の雛は、天皇皇后のお姿を模したものです。成長を願う親心が表されております。
雛祭りに桃の花を飾るのは、桃は古くから悪鬼などを祓う力があると信じられていました。
「ありがとう」の言葉
私達人間は、自分の発した言葉で自分の人生をつくっていくと言われます。自分の周囲の環境や自分が立たされた状況は、すべて自分の発した言葉によって形成されていくものなのです。
常に何ごとにも〝ありがとう〟の言葉をさりげなく投げかけていると、いつの間にか自分の人生が豊になり素晴らしい仲間に囲まれて、今までの悩みや苦しみ悲しみなどは自然に無くなるものなのです。
ですから私たちは、いつでもどこでも、楽しい!幸せ!うれしい!きれい!おいしい!ついてる!ありがとう!と唱える習慣をつけていきたいものとおもいます。
生命の言葉(三月)
己の立っているところを深く掘れ
そこは必ず泉あらむ
高 山 樗 牛
(明治の文芸評論家)
人は立つ場所や位置によって、それぞれ水脈への距離も地盤も違う。しかし、掘ることをあきらめなければ、きっと自分だけの泉を見つけることができるはずである。
平成二十三年初午祭奉納者ご芳名
(敬称略・順不同)
<金一封>
- 吉 村 紙 業 ㈱
- 光 陽 産 業 ㈱
- 髙 橋 友 一
- 森 田 元 治
- 平 澤 晴 雄
- 柵 木 みさを
- 成 尾 美和子
- 市 川 和 子
- 島 田 一 憲
- か ね 吉 商 店
- 幸 田 與志郎
- 野 秋 清
- 上 村 幸 子
- 越 路
- 金 子 恒 治
- 山 田 孝 子
- 温 井 賢 伸
- 井 渕 良 子
- 太 田 明
- 海 野 雅 美
- 遠 藤 正
- 大 野 由美子
- 川 瀬 次 夫
- 武 藤 代志子
- 本 橋 美智子
- 桜 井 崇 博
- 桜 井 卓
- 内 村 光 子
- 湯 浅 陽 子
- 鈴 木 吉 和
- 青 木 雪 子
- 菅 野 ゆり子
- 薗 部 万亀雄
- 髙 瀬 照 雄
- 平 田 秀 樹
- 小 林 政 敏
- 平 澤 ゆり子
- 髙 須 みちよ
- 佐 藤 武 利
- 井 村 明 子
<御神酒>
- 幸 田 與志郎
- 伊 勢 元 酒 店
- 菅 野 ゆり子
<玉 子>
- 金 子 恒 治
<御菓子>
- 髙 瀬 照 雄
- 斎 藤 恭 子
- 斎 藤 朋 子
- 平 田 貴 子
美しく豊かな老いを迎えるために
― 老いの戒(いまし)め ―
一、紅葉(もみじ)は春の花よりも更に趣があり
若い時より老いて円熟し晩成すべし
二、昔のことを自慢すべからず
人の価値は今日に定まる ひたすら励むべし
三、余命少なき一日は若き日の十倍の価あり
ひかえ目にていねいに気をつけてすごすべし
四、世に知られていない善行あれば必ずや
朗報の花さかす 努力すべし
五、いまだ死を免れたるものはあらじ
迎えある時は安じて旅立つべし
西国第二十九番 青葉山 松尾寺
武藤代志子様より寄稿
鶴岡八幡宮への初詣
去る一月九日?恒例の初詣バスが五十余名のご参加のもと実施されました。今年は鎌倉鶴岡八幡宮で正式参拝し、伊勢山皇大神宮に自由参拝いたしました。
当日は晴天に恵まれ無事終了いたしました。
どんな人も沢山の
美点をもっていきている
もし過去に人を憎んでいたら、その憎しみを捨てて感謝の心にかえて見てはいかがでしょうか。
それらの人々がこれまで自分にしてくれた多くのよい事や親切な行いを思い出して、その人々の美点を見つけ出し、その人々がいてくれたおかげで自分がうけた励ましや刺激や喜びや心の緊張や恩恵を思い出してみましょう。
人生の勝利者となる道は、困難に面し、あるいは不快な出来事に面しても決してそれから逃れようとしないことなのです。
与えられた全ての仕事に課せられたるあらゆる義務に忠実に遂行する時、私達はいっそう魂が鍛えられ自分の能力はいっそう磨かれるのであります。